鳥好きなら読みたい!おすすめ本

この記事で解決出来るお悩み
  • 鳥が好きなので、鳥関連の本を読んでみたいです
  • 鳥が出てくる本はありますか?
  • 鳥の魅力を知りたいです
今日は愛鳥家におすすめしたい鳥の本を紹介します。

この記事を最後までお読みいただければ、読んでみたい本が見つかるかもしれません。

最後には、繰り返し見てしまうかわいいインコたちの動画も載せておくので、良かったら見てみてください。

こんな人におすすめ

こんな人におすすめ
  • 鳥を飼っている人
  • 鳥が好きな人
  • 鳥の魅力をもっと知りたい人

私もセキセイインコを飼っています。
毎日笑わせてくれるとっても愛嬌のある子なので、鳥について書かれた本はあるかな?と興味をもったのがきっかけ。

調べてみると色々とあったので、読んでみました。
3歩歩いたら忘れてしまう人のことを「鳥頭」と言ったりしますがとんでもない!鳥ってとても賢くて、記憶力がある生き物なんです。

おすすめ本

それではおすすめの本を紹介します。
ノンフィクション、漫画、豆知識系の本など幅広く選んでみました。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ

ザク等とジオングには大きな違いがある。前者はいずれも量産機のカスタムモデルに過ぎないが、ジオングは1機しかない試作機だったということだ。赤い塗装は、外見の似た量産モデルとの差別化に他ならない。これに対してジオングの場合は類似モデルがないので、色による差別化を図らずとも十分に識別が可能だ。赤が識別のための信号であることは明白である。ここで小笠原に視線を戻すと、オガサワラカラスバトという別のカラスバトの分布記録があることに気付く。この鳥は、アカポッポと近縁のやはり全身が黒いハトだった。これが、いわば量産型ザクである。鳥の外見は、バードウォッチャーが識別しやすいように進化するわけではない。

一言で言うと
笑いながら読める”トリ”ビア満載の1冊
川上和人さんという鳥類学者が書いた本。
学者の方が書いた本なので学術用語を使って難しく説明されているのかと思いきや、ザクやルパン三世、バイオハザードや地球防衛軍といった様々な例を使って、面白おかしく鳥の生体が書かれています。

個人的には、酔っぱらってアゴから着地した瞬間両耳から血が噴き出した件で声出して笑いました。
鳥とは関係ないんですけど。

とりの、いそじさん。

一言で言うと
オカメインコのイソジと漫画家の飼い主とのほっこり動物マンガ
絵が綺麗なのと、ご主人様を愛しているイソジがかわいくて癒されます。
うちはセキセイインコですが、イソジと同じ癖があったりして(綿棒をもきゅもきゅするのが好きとか、紙をパリパリかじってしまうとか)、うちの子もこんな気持ちでやってるのかなー??と微笑ましいです。
LINEマンガで最初のほうだけ無料で読めるので、試しに読んでみてください。

アレックスと私

すると、アレックスは目を細くして冷ややかな視線を私に送りはじめた。悪だくみをするときによくする表情だ。そして私に向かって「ナッツ ホシイ。ン(n)・ア(u)・ツ(t)」と言った。つまり、「nut」の3文字を、ひとつずつ発音したのだ。私は衝撃を受けた。まるでアレックスに「バカなのか? 何回も言わせるな。一文字ずつ言わないと俺の言っていることがわからないのか?」と言われているようだった。それだけではない。私たちが訓練でやっていたこと、つまり一個一個の音素を読むことをマスターしただけでなく、まだ教えていないのに、ひとつの単語をまるごと音素に分解したのだ。しかも完璧に。

私たちは見かけが違うからといって、本質的に違う訳ではない。私たちは神様の造ったひとつの世界をそれぞれの方法で体現しているだけなのだ。すべての生物の思考と存在がこのひとつの世界を織りなしているのであり、私はアレックスと出会うことで、みんながどれだけ似ているのか気づくことができた。

一言で言うと
天才ヨウムの実験記録。私たちは動物のすごさに全く気付けていなかったのかも
「イイコニシテネ、アイラブユー」「I love you,too」「アシタ、クル?」「うん、明日来るよ」という会話を最後にこの世を去ったヨウムのアレックス。

100語以上の単語を組み合わせ、数字やゼロの概念までも理解していた天才ヨウムの実験と心温まるやり取りを記録した本です。

ヨウムは元々インコの中でも舌が分厚く、人間の言葉を真似るのが上手だとされています。

しかしアレックスはただ真似るだけではなく、状況に応じて単語を組み合わせて『コミュニケーション』を取ることが出来ました。

「ヒトだけが言語を使う。だから論理的な思考が出来、それ故にヒトは他の生物より優等である。」アレックスはそんな理論に真っ向からノーを突き付けるような存在でした。
霊長類でも、哺乳類でもない、クルミの実ほどしか脳のサイズがないアレックスの知能の高さには驚くばかり。

たくさんの奇跡を起こしてくれたアレックスが平均寿命より早くこの世を去ってしまったのは悲しいです。
生きていたらもっともっとたくさんの可能性を私たちに示唆してくれたことでしょう。

グース

「すばらしいデザインだよ。グースってのは、空気力学的に、ほとんど完ぺきなからだをしている。頭まで、浮力をつけるようにできてるんだ」

一言で言うと
実話を元にしたロマンあふれる物語。
交通事故で母親を亡くしたエイミー。引き取られたのは、記憶に薄い離婚した父親の家でした。
家にも学校にもなじめず心を閉ざしていく彼女。そんな時に、親を亡くしたカナダグースの卵を見つけます。
自分と重なったエイミーは卵を持ち帰って温めて育てることに。元気に生まれた16羽のグースたちは、エイミーを親だと思って後をついて回ります。とてもかわいいひな鳥たち。しかし、渡り鳥である彼らは、秋が来たら南下しなければなりません。
本来は母鳥の後を飛ぶことで航路を覚えるカナダグースですが、このままでは親のいない彼らは道に迷って死んでしまいます。
エイミーたちは、超軽量飛行機を開発し、グースたちと500マイルに及ぶ空の旅に出ることに・・・。

1997年に日本で公開された映画が記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
幼い頃から動物が大好きだった私は、母に連れられてこの映画を観に行ったことを覚えています。


<映画.comより>

本はページ数が少ないのとエイミーの語り口調で書いてあるので、子供でも読むことが出来ると思います。
胸が熱くなる1冊です。

フクロウのいる部屋

ナイトスタンドを点けて、本を開く。大好きな時間だ。好きな本のページをめくる。すると、静かに「ほー、ほー」と聞こえてくる。コトバがケージの暗闇で一人静かに鳴いている。その声は、深い森の中にいるような錯覚を覚えさせる。
幽玄。深淵。孤独と思索。

一言で言うと
フクロウと人間の温かく微笑ましい二人暮らし。
「コトバ」という名前のフクロウと劇作家の二人暮らしを綴った本です。
何かを生み出したい。ここから飛びたい。そう思っていた時に出会ったのは、幼い頃から憧れていたフクロウでした。

両翼で力強く羽ばたくフクロウを夢見て、出来るだけ自由な空間でコトバを飼い始める著者。
しかし、コトバとの生活は笑いと涙の連続で・・・。
著者のコトバへの愛情が伝わってくる温かい1冊でした。

おすすめ動画

オウムでやってみたw飼い主いなくなるゲーム

突然飼い主が消えた時の動物のリアクションを見てみるという、一時期流行った動画です。
このインコ、めちゃくちゃびっくりするのですが、「そこにあるはずの物が消えた」ということを理解しているんですよね。
とてもお利巧なのだと思いました。

歌を度忘れするインコ

「幸せなら手を叩こう」をご機嫌で歌っていたオカメインコですが、繰り返していくうちにだんだん音程がずれてきてしまいます。
何かがおかしいことはわかっているけれど・・・修正できないインコがかわいいです。

関西弁でしゃべるおっさんインコ

飼い主の口調を真似ているのかおっさんのように話すインコの動画です。
いきなり自分が何者かカミングアウトします。

お母さんのセリフを真似るヨウム

「今日ね、お母さんね、ジム行ってくるから。お留守番できる?」としゃべるヨウムの動画です。
耳だけで聞くと人間がしゃべっているみたいですごい!!

まとめ

今回は鳥をテーマにした本をご紹介しました。
鳥好きな方はますます鳥好きに。今まで鳥の魅力がよくわからなかった方にもおすすめの本を選んだので、ぜひ手に取ってみてください。